ソフトバンクは9月27日、新料金プラン「ペイトク」を10月3日から提供すると発表した。PayPayの還元率が通常ポイントに加えて最大5%上乗せされるプランで、2024年2月20日まではキャンペーンとして還元率を最大+15%に引き上げる特典も用意する。
新プランでは、月間データ容量30GBの「ペイトク30」、50GBの「ペイトク50」、容量無制限の「ペイトク無制限」の3プランを用意する。
PayPayポイント還元率の引き上げ幅と月間のポイント付与上限は、ペイトク30が「+1%」で月間1000円相当、ペイトク50が「+3%」で月間2500円相当、ペイトク無制限が「+5%」で月間4000円相当となる。
ポイント還元率が+5%となる”ペイトク無制限”の場合、PayPayで月間8万円を決済すると、上限にあたる4000円相当のPayPayポイントが付与される。これを月額基本料の9625円(税込、以下同)と合算すれば、無制限プランを実質5287円で利用できることになる。
また、2024年2月20日までPayPayポイント還元率を引き上げるキャンペーンを実施し、ペイトク無制限の還元率を+15%とする。月間の付与上限は4000円で据え置かれる。
さらに、別途申し込みでYouTube Premiumが6カ月間無料となる特典も用意する。
なお、ペイトク無制限は容量無制限をうたうものの、時間帯によって速度制御を実施する場合があるという。具体的には、テザリングと月間で200GB以上通信している場合、最大4.5Mbpsの速度制限を課すとしている。
競合のKDDIは、携帯料金にポイ活と資産形成要素を加えた「auマネ活プラン」を提供しているが、ソフトバンクは傘下のPayPayとのシナジーを活かしたプランを用意した格好だ。
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