アットホームは9月26日、「不動産情報サイト アットホーム」において、2024年4月より、物件の省エネ性能の表示を開始すると発表した。2024年秋頃には、同サイトの物件詳細ページ内の物件概要欄において、省エネ性能に関する詳細の表示を予定している。
アットホームでは、不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)を通じて、国土交通省の「建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度に関する検討会」に参加し、さまざまな活動に協力してきたという。
本制度は、販売・賃貸事業者が建築物の省エネ性能を広告等に表示することで、消費者等が建築物を購入・賃借する際に、省エネ性能の把握や比較ができるようにするというもの。
2024年4月以降、事業者は、新聞、雑誌、チラシ、パンフレット、インターネットなど、新築建築物の販売・賃貸の広告等において、省エネ性能ラベルを表示することが必要となる。
これに合わせ、アットホームでは「不動産情報サイト アットホーム」の物件詳細ページ内において、省エネ性能ラベルの表示を開始する。不動産会社は、物件の省エネ性能評価をもとに、自己評価・第三者評価のいずれかの方法で発行したラベルを掲載し、物件の省エネ性能を消費者に伝えることができ、消費者は、一目で物件の省エネ性能を把握することが可能となる。
アットホームは、消費者の省エネへの関心を高め、省エネ性能の高い住まいがその価値を反映した価格・賃料で取引できる環境を提供することで、不動産業界における省エネ性能の高い住宅の流通活性化を促進するとしている。
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