日産、2030年までに欧州に投入する全ての新型車をEVに

 日産自動車は9月26日、2030年までに欧州に投入する全ての新型車を電気自動車(EV)にすると発表した。

 9月25日、日産の子会社となる欧州日産自動車が発表した目標になるという。

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 車両のデザイン、設計、生産の機能を英国に持つ欧州日産は、電動化とクロスオーバーという日産ブランドのコアとなる特性を生かし、EVへの転換を推進。カーボンニュートラルの実現を目指している。

 ロンドンにある日産デザイン・ヨーロッパ(NDE)と、日産テクニカルセンター・ヨーロッパ(NTCE)の両拠点では、4000万ユーロ(約63億円)を超える投資計画が進行しており、NDEでは建築設備、デザインツール、リソースのアップグレードとスタッフの増員が、NTCEでは、電動化プロジェクトへの2600万ユーロ(約41億円)以上の投資、新テクノロジーと設備の導入が進んでいるという。

 なお、日産は、多くの国で内燃エンジン車の販売禁止時期が議論されていることも伝えている。

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