Amazonは米国時間9月20日、毎年9月に開催する新しいハードウェアとサービスの発表イベントで、新しい「Alexa」対応タッチスクリーンを披露した。スマートホームの制御に特化した「Echo Hub」というこの製品は、スマートホームの制御のみに照準を合わせるために、「Echo Show 15」から多くの機能を取り払った、8インチのタッチスクリーン搭載の壁掛け式デバイスとなっている。2023年中に179.99ドル(日本では2万5980円)で発売される予定だ。
Echo Hubは、Matter、Thread、Zigbee、BLE(Bluetooth Low Energy)、Amazon Sidewalkに対応する無線機能を内蔵する。Amazon Sidewalkは、スマートホームの一般的な範囲よりも離れた場所にあるデバイスに接続するためにAmazonが使用する、安全かつ低消費電力で長距離接続が可能なプロトコルだ。これによって、Alexa対応のほぼすべてのデバイスを接続できる。すべてを同期させれば、数回のタップや簡単なAlexaコマンドで機器を表示および制御したり、Alexaの定型アクションにアクセスしたりすることが可能になる。
カメラは内蔵されていないが、赤外線センサーによってユーザーが近くにいることを検知する。ユーザーが近くにおらず、デバイスが使用されていない場合は、自動的にアンビエントモードに切り替わる。アンビエントモードでは、時刻や、お気に入りの家族写真を表示できる。また、複数のライブカメラフィードを同時に表示することも可能だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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