Amazonは米国時間9月20日、「Alexa」に追加される多くの新機能を発表した。同社のデバイスとサービスをより多くのユーザーに利用しやすいものにすることを目的としている。この発表は、同社の秋のハードウェアイベントの中で行われた。このイベントでは、「Ring」と「Blink」の新しいカメラや「Fire TV Soundbar」などの新製品も発表された。
新機能の1つである「Eye Gaze」モードは、体が不自由な人や声が出ない人が、通常は音声で操作するアシスタントであるAlexaを、目で使用できるようにするものだ。タブレットを視線で操作することによって、スマートホームの制御、番組や音楽の再生、電話の発信など、あらかじめ設定されたAlexaの動作を実行できる。2023年内に米国、英国、ドイツ、日本の「Fire Max 11」タブレットで利用可能になると、Amazonはブログ記事で述べた。追加費用は必要ない。
そのほかにも同社は、「Fire TV」上で音声を使って人工知能(AI)にアート作品を生成してもらえる「AI Art on Fire TV」や、「Call Translation」なども紹介した。Call Translation機能は、「Echo Show」と「Alexa」モバイルアプリのユーザーを対象に、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインで2023年内に提供される。Call Translationは、Alexaの音声通話とビデオ通話を、英語、フランス語、スペイン語など10カ国語を超える言語に自動翻訳して、字幕として画面に表示する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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