三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスは9月12日、港区三田一丁目に建設中の分譲マンション「三田ガーデンヒルズ」の第二期事前案内会を、9月15日に開始すると発表した。
三田ガーデンヒルズは、太陽光発電設備や燃料電池の実装、全戸ZEH-Orientedの取得など環境配慮施策を施した、地下2階地上14階、総戸数1002戸の分譲マンション。2025年3月に竣工を予定している。
今回、第二期として販売予定のWEST HILL棟では、さらなる環境配慮への工夫を取り入れた2つの自然調和型プランとして、「カーボンニュートラルデザインプラン」および「バイオフィリックデザインプラン」を案内する。
カーボンニュートラルデザインプランは、設備機器を用いて人工的に環境をコントロールするのではなく、自然と調和することで快適に過ごすという、日本家屋のパッシブデザインの考え方にヒントを得た空間設計が特徴のプラン。
住戸全体を空気が流れるよう、襖や障子をもとにしたデザインの「スライドドア」によって風の通り道を確保し、自然通風による温度を低減。内と外をつなぐ縁側のような空間を断熱層に見立てた「サーマルコンフォートスペース」を設け、外気温の温度変化によるリビング・ダイニングへの影響を抑制した。庇や簾のように、日射しを調整する「オーニング」や「ブラインド」も設置している。
バイオフィリックデザインプランは、バイオフィリアの概念に基づき、植物をはじめとした多様な自然要素を、住戸内の各所で感じられるようにすることで、住まい手の幸福度や生産効率等を改善させることを目指したプラン。空気清浄効果があると言われている植物を住戸内に取り入れることで、より健康に配慮した住環境が期待できる。
連続的にインドアグリーンを感じられるよう、「コミュニケーションラウンジ」には透過性のあるガラスドアを採用。室内においても自ずと植物が目に入る機会を増やすとともに、複数の可動間仕切りによる可変性の高い空間構成で、多様なライフスタイルやライフステージの変化に対応する。
また、「ライフスタイルサポート企画」として、スマートキーでハウスキーパー等第三者の入室を許可して提供する「家事サポートプラン」や、忙しい共働き世帯やシニア世帯向けに、食材の購入からも依頼することが可能な料理代行、ネットオークションへの出品代行等、生活をサポートする「ケアホームアテンダント」の提供も予定している。
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