三菱地所レジデンスは5月30日、1階にコワーキングスペースを併設した賃貸マンションシリーズ「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」の第3弾となる「The Parkhabio SOHO 祐天寺」を竣工したと発表した。1階部分に約80平方メートルのコワーキングスペース「Style Lounge」を併設するほか、屋上に電源、Wi-Fiを完備したテラス「Sky Lounge」を設置する。
The Parkhabio SOHO 祐天寺は、東急東横線の祐天寺駅から徒歩約2分のところに位置するマンション。大手町、代々木公園に続くThe Parkhabio SOHOシリーズとなる。在宅勤務が普及したなかで、居住空間とワークスペースが同一となる課題を解決し、職住一体型の暮らしを提案することで差別化を狙う。
1階にあるコワーキングスペースのStyle Loungeは、14席のオープンスペースのほか、集中作業用のブース6室、ソファスペース、モニター付き会議室、コーヒーマシーンを設置。入居者は24時間無料で利用でき、法人登記も可能だ。三菱地所レジデンス賃貸住宅開発部開発第一グループマネージャーの花輪俊大氏は、「オフィスより快適なワークスペースを作るというのがコンセプトだった。オープンスペースの大型テーブルはセラミック、個室ブースの椅子にはハーマンミラーのセイルチェアを採用している」と話す。
屋上テラスのSky Loungeは、ボックスチェアを置いた電源付きのテーブル席、カウンター席、ボルダリングのホールドをあしらったプレイヒルズを設置する。カウンター席の裏側はシアターウォールになっており、貸し出しを行っているプロジェクターで映画の投影などができる。1人でもファミリーでもリラックスできる空間を目指し、夏にはミストシャワーで涼めるようにした。
全53戸の住戸は1Rから4LDKまでの間取りをそろえ、専有面積は25.53~67.89平方メートル。一部専有居室部分はインテリアショップのアクタスが監修したカラーコーディネートを採用した。
三菱地所レジデンスは、都内を中心に3年間で5棟ほどのThe Parkhabio SOHOシリーズ賃貸マンションの継続的な供給を目指している。すでに3物件が竣工したほか、2物件が着工しているという。
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