「Atmoph Window 2」、4.0が公開--プレイリストやAI機能を追加、最大5台を連結可能に

 アトモフは9月12日、スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」を大型アップデートし、「Atmoph Window 2:ver. 4.0」を公開したと発表した。

キャプション

 4.0では、新機能として「ChatGPT」を提供するOpenAIの大規模言語モデルに、同社独自の風景情報を組み合わせたAI「Ask」を搭載。個性豊かな7人のオリジナルガイドが、多言語で現地の交通手段、観光プランやおすすめの時期などの情報を紹介するという。

「Ask」機能のイメージ
「Ask」機能のイメージ

 「プレイリスト」の作成機能も追加。「ハワイの朝のビーチ」のように、特定地域における任意の時間を再生できるようになった。

プレイリスト機能のイメージ
プレイリスト機能のイメージ

 また、ユーザーが撮影した風景から同社が厳選して公開する、「ユーザー風景」ページを追加。匿名で風景に「いいね」を送り、撮影者にお気に入りの風景を伝えられる。感動を誰かにシェアし、反応をもらってつながるという喜びを体験可能だ。

ユーザー風景ページのイメージ
ユーザー風景ページのイメージ

 ハードウェア面では、ディスプレイをつなげることができる「パノラマ」機能を強化。横での表示は3台までから、最大5台までをつなげられるようになった。4Kカメラから6Kカメラへ撮影を切り替えつつ編集の試行錯誤を繰り返すことで、5台でも十分なクオリティで表示できるという。加えて、上下2台ずつの縦長サイズにも対応。壁のサイズや設置スペースに柔軟に合わせられるとしている。

最大5台をつなげられる
最大5台をつなげられる

 そのほか、風景の撮影場所や日時を簡略的に説明する「風景情報」ページを、オリジナル編集で詳細かつ膨大なデーターベースにリニューアル。例えば、「スウェーデンのフィーカ」や「ニュージーランドのハンギ料理」といった、その土地の歴史や地名の由来、固有の文化、観光名所などを網羅した。

風景情報ページのイメージ
風景情報ページのイメージ

 地図機能も刷新。ズームインにより、特定のエリアに焦点を当てて表示できる。表示されたピン留めを選べば、その地を撮影したビデオグラファーによる風景が再生できる。

地図機能のイメージ
地図機能のイメージ

 Atmoph Window 2は、アトモフが4K/6Kで独自に撮影した世界各地1600カ所の風景を再生できる、窓型のスマートディスプレイ。憧れの絶景に出会えるワクワク感に加え、オリジナルの文章でその土地の歴史や文化を学ぶことができたり、行きたい国のビールやワインといった名産物を窓からクリックするだけで注文できたりと、窓の向こう側の世界をよりリアルに楽しめる機能を搭載する。窓の向こう側の世界との新しいつながり方を体験できるとしている。

Atmoph Window 2

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