「ChatGPT」は、絶大な人気を博した初めての人工知能(AI)チャットボットだったが、この数カ月間のトラフィックは低下していた。しかし、新学期の開始がその状況を救うかもしれない。
分析企業SimiliarWebは、ChatGPTのパフォーマンスを追跡しており、そのトラフィックは3カ月連続で減少していた。このデータによると、米国においてChatGPTのトラフィックは、5月に10%、6月に15%、7月に4%減少している。
8月にはその下降傾向が停止し、以下の写真に示されているように、米国では0.4%の増加となって、グラフは水平状態に転じている。
このトレンドの変化は、この時期に米国の学生の新学期が始まったことに起因している可能性がある。
「ChatGPTのウェブトラフィックが夏の間に減少した理由を説明する1つの理論は、学校が休みだったことだ。そう考えると、8月は、月末に近づくにつれて新学期を迎える学校が米国で増えたことに伴い、トラフィックの推移が安定したことの説明がつく」と、Similiarwebはブログ記事に記している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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