Appleは米国時間9月7日、「iOS 16.6.1」をリリースした。「Wonderlust」イベント開催までわずか数日というタイミングだ。このイベントの数日後にリリースされる可能性のある「iOS 17」まで待つユーザーもいるかもしれないが、積極的に悪用されている可能性があるという問題から身を守るために、今すぐ「iPhone」をアップデートすることを強く推奨する。
同アップデートをダウンロードするには、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で「今すぐインストール」をタップし、画面上の指示に従う。
Appleによると、このiOSアップデートでは、積極的に悪用された可能性がある2つの問題が修正されている。
1つは、「Image I/O」の問題だ。Image I/Oは、アプリによる画像フォーマットの読み書きを可能にするフレームワーク。Appleによると、悪意を持って作成されたファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性があるという。ITサービス企業Oktaによると、これは第三者がデータを盗んだり、その他の悪質な目的のために端末をハッキングしたりする可能性があることを意味するという。
2つ目は「ウォレット」アプリの問題だ。Appleによると、こちらも悪意を持って作成された添付ファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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