Counterpoint Technology Market Researchは、世界の乗用電気自動車(EV)市場に関する調査結果を発表した。2023年第2四半期におけるバッテリーEV(BEV)の販売台数は、前年同期に比べ50%増だった。
販売台数の増加を牽引したのは、好調な西欧と北米、そしてアジア各地の新興国だという。中国市場は、国内市場が2023年第1四半期の不調から完全には回復せず、弱々しい状況で、前年同期比37%増にとどまった。
EVメーカーグループ別の販売シェア上位は以下のとおり。括弧内は前年同期の数値。
中国と中国以外では、多く販売されるEVの傾向が異なる。中国では、比較的安価な4万ドル(約585万円)以下で売られるA/B/Cセグメントのモデルが61%を占めた。中国以外では、4万ドルを超えるD/Eセグメントのモデルが販売台数の61%あった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス