「Apple Watch」は現在、色とりどりのバンドや変更可能な文字盤などによってカスタマイズできる。しかし、将来のApple Watchは、未来的な要素を持つパーソナライズが可能になるかもしれない。
米国時間8月23日に公開されたAppleの特許は、ユーザーが望むものに合わせて文字盤の色を変えることにより、文字盤のデザインをより柔軟に制御できるようにすることを提案している。理論的には、任意の物体(例えばTシャツ)をApple Watchのディスプレイの前にかざし、「Touch ID」に対応したセンサーを起動させると、ユーザーが選択した色相に合わせて文字盤の色が変わることを示している可能性がある。
「Electronic Devices With Color Sampling Sensors」(カラーサンプリングセンサー搭載の電子デバイス)という名称のこの特許によると、具体的には、将来のApple Watchはディスプレイの下にカラーサンプリングセンサーを搭載する可能性がある。このセンサーは、さまざまな光を物体に当ててどれだけの反射光が返ってくるかを検出することにより、物体の色を判定できるという。デバイスはこの「一致する光反射率データ」を使用して、その物体に合わせてディスプレイの色を調整する。
この特許は2020年8月に米特許商標庁に提出され、2023年8月23日になって公開された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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