「ぐるなび」が「楽天ぐるなび」に--10月から名称変更、サイト開設以来初

 ぐるなびは8月21日、同社が運営する飲食店情報サイト「ぐるなび」の名称を、10月2日から「楽天ぐるなび」に変更すると発表した。1996年のサイト開設以来、初めての名称変更になる。

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 同社は、2023年度から2025年度までの中期事業方針として「飲食店DXのベストパートナー」となることを目指し、「ぐるなびサイトの変革」「モバイルオーダーサービスの第2の基幹サービス化」「マーケティングエージェントの確立」「DXサービスの拡充」に注力している。今回のサイト名称の変更は、「ぐるなびサイト変革」の主要施策としての位置付けになるという。

 サイト名称変更を機に、「楽天ポイント」が貯まるサイトとしての認知拡大を図るとともに、楽天会員にとって利便性・利得性の高いサービスを目指したサイト変革に着手する。

 まずは、楽天が提供するクーポンサービス「RaCoupon」を活用したネット予約クーポンを追加開発する予定。楽天会員向け機能を強化し、ユーザーと飲食店双方にとってメリットとなる新たな価値を提供し、サイトの利用価値を高めていく。

 これらの取り組みを通じて、楽天グループが形成する「楽天エコシステム(経済圏)」における飲食店予約サイトとして、プレゼンスを確立・拡大し、両社の連携強化を推進する。サイト名称変更を記念した「楽天ポイント」が貯まるキャンペーンも開催予定としている。

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 同社は2018年7月、楽天グループとの間で資本業務提携契約を締結。同年10月には両社の会員ID連携を開始した。

 また、2020年7月、ぐるなびと楽天グループのテイクアウト支援サービス「楽天リアルタイムテイクアウト」のサービス連携を開始。2021年7月には、「楽天デリバリー」事業および、「楽天リアルタイムテイクアウト」事業を同社へと承継していた。

プレスリリース

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