BIPROGYは8月8日、Chrome拡張機能「読書アシスト Webページ変換」を2024年3月まで無償提供すると発表した。
同機能は、日本語の文節(意味の分かる最小単位)を判別し、文節ごとに視線をスムーズに誘導できるレイアウトに変換する大日本印刷が開発した「読書アシスト」を利用。
Webページの情報を自動で判断し、効果的な文章のみを読書アシスト書式に変換できるようになる。また、タイトルや写真などのレイアウトは変換せず、ページ全体の読みやすさを維持できるという。
利用するにはChromeウェブストアから「読書アシスト Webページ変換」を追加する。
追加後、ツールバーから読書アシスト拡張機能を実行すると、表示中のWebページが変換できるようになる。
同社では、レイアウト自動変換により、Webページを1.5〜2倍速で読むことができ、ニュースサイトや情報サイトからの情報収集の効率が最大で2倍になるとしている。
また、電子および、紙媒体の書籍・出版物、社内マニュアルや社内報などの社内文書、Web広告など短時間に情報を伝えたい広告媒体などでの利用を想定する。
なお、PC版のGoogle Chromeおよび、Microsoft Edgeの最新バージョンでの動作を確認しているが、すべてのWebページを正しく変換できることを保証するものではないという。
同社は、今回の無償提供を通じて、より多くの人に読書アシスト技術を体験してもらうことで、効率的な学習や情報収集支援を目指す。
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