兵庫県尼崎市は6月24日、6月23日付けで紛失していたことを公表していた、約46万人分の住民データが入ったUSBメモリーについて、BIPROGYからの連絡により発見されたことが判明したと、尼崎市の公式サイトを通じて発表した。
これは、住民税非課税世帯等に対する臨時給付金支給事務の受託者であるBIPROGY関西支社の関係社員が、コールセンター(吹田市)でのデータ移管作業のために必要なデータを記録したUSBメモリーをかばんに入れ、市政情報センターから持ち出し、データ移管作業完了後、飲食店に立ち寄り食事を済ませた後の帰宅時に、当該USBメモリーを入れたかばんの紛失が判明したというもの。
USBメモリーには全市民46万517人分の住民基本台帳の情報(統一コード、氏名、郵便番号、住所、生年月日、性別、住民となった年月日)や、36万573件分の住民税にかかわる税情報(均等割額)が含まれていた。
尼崎市では、同メモリー内にある個人情報について、関係機関と協力しながら調査を進めているという。
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