Uber Technologiesの最高経営責任者(CEO)であるDara Khosrowshahi氏は米国時間8月1日、Bloombergの取材に対し、独自の人工知能(AI)チャットボットを開発中だと語った。具体的な詳細は明らかにされていない。
「現在開発中だ」とKhosrowshahi氏はインタビューで述べた。
Uberにとって、AIは未知の分野というわけではない。同社のウェブサイトには「Uber AI」に関するページがあり、AI開発に関連する複数のチームやプロジェクトを詳しく説明している。
Khosrowshahi氏はBloombergとのインタビューでもそういった内容を述べ、ユーザーとドライバーのマッチングを可能にするアルゴリズムなど、Uberがこの数年間、同社のテクノロジーにおいてどのようにAIと機械学習を利用してきたかを説明した。
今回のニュースに先立って発表されたUberの第2四半期決算では、売上高が予測を下回ったものの、初めて四半期での営業黒字を計上した。
AIチャットボットは、Uberが増益の勢いを利用して、アプリでのユーザー体験を改善するのに役立つ可能性もある。しかし、流行に乗ろうとAIを実装しても、真の価値をユーザーにもたらさないリスクもある。
実装の成否は、チャットボットが実際のニーズがあるユーザーに役立ち、アプリで直面している問題を解決できるかどうかにかかっている。
Bloombergの記事この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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