生成系人工知能(AI)は今や至る所に存在し、ソーシャルネットワーク「Snapchat」を運営するSnapも、これを同社のエコシステム計画に組み入れている。同社は「ChatGPT」をベースとする同社独自のAIツール「My AI」を2月に有料サブスクリプション「Snapchat+」で提供開始しており、今後数週間のうちにすべてのSnapchatユーザーに展開する。最高経営責任者(CEO)のEvan Spiegel氏が米国時間4月19日、開発者を対象とした「Snap Partner Summit」で明らかにした。
このAI機能は、Snapchatの拡張現実(AR)レンズを勧めたり、ユーザーが送信した画像に対してAI生成の画像を返したりできる会話型コンパニオンになることを目指すものだ。
My AIにはBitmojiアバターが付属しており、これを独自にカスタマイズできる。
My AIは、他のユーザーと交わすチャットと同じように会話できる。1対1でもグループでもチャットでき、「Snapマップ」上の場所を勧めることができる。ユーザーが送信した画像に対してテキストで返信でき、今後のアップデートによってAI生成の画像も返せるようになるという。
Spiegel氏は、My AIが将来的に、ユーザーの年齢に適したコンテンツと返信を重視するようになると約束しているが、それが実際の場面でどのように動作するかは不明だ。
Snapは生成系AIフィルター「Cosmic Lens」の提供開始も発表した。「没入感あるアニメーションSF」効果が得られるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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