ソースネクストは8月1日、文字起こしAI「AutoMemo」のWebアプリ「AutoMemo Home」の提供を開始したと発表した。
オートメモ製品(オートメモ、オートメモ S、オートメモ App)で録音した音声の文字起こし結果の確認や編集、共有ができるアプリだ。同じアカウントで利用している他のオートメモ製品と自動連携するため、転送の手間なく録音したデータを管理できるのが特徴。
音声で話者を自動で識別し、議事録の作成にかかる手間をさらに短縮できるという(文字起こしについては、プランに応じて料金が発生)。また、文字起こし結果は、話者ごとのブロックに自動で分割。名前の変更にも対応する。
間違って認識しているところや、誤字や脱字などの修正など、ウェブ上ですべての作業を完結できる。
閲覧専用の共有URLの発行機能も搭載。URLの共有者であれば、オートメモを使っていない場合でも、「AutoMemo Home」と同じ画面で音声の再生とテキストデータの確認ができる。
同社では、4月に応援購入サービス「Makuake」を活用して先行販売しており、目標金額(300,000円)に対して、1,494%の4,482,440円を達成し、プロジェクトを成功させていた。
今後は、2023年冬にオートメモ端末を使わなくても、PCでWeb会議の音声を拾って録音&文字起こしができる「web会議録音」、PCのマイクを使って録音を直接録音&文字起こしができる「PC録音」、録音ファイルに対してメモが残せる「メモ機能」を予定。
2024年には、オートメモシリーズ以外の製品で録音したファイルを取り込んで文字起こしを可能とする「ファイル取り込み」、任意のフォルダを作成して録音ファイルを分類&管理できる「フォルダ管理」を予定するという。
同社では、AutoMemo Homeリリースによる機能拡充に伴い、文字起こしプランの改定を実施。月額プランは980円/月から1480円/月、年額プランは9900円/月から1万2800円/月、10時間チャージは1500円から1980円に変更になる。100時間チャージについては、1万4000円から変更はない。
また、7月までに有料プランを登録していた場合は、現料金のまま利用できるという。
合わせて、文字起こしサービスの月額プランに新規で登録した人を対象とするキャンペーンを9月30日まで実施する。同キャンペーン期間中に月額プランを登録すると、登録日から2カ月間無料でサービスが利用できるようになる。
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