メルカリは7月24日、フリマサービス「メルカリ」において、OpenAIの対話型AI「ChatGPT」向け機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)を連携させた商品検索機能の提供を開始したと発表した。
ChatGPTプラグインは、OpenAIが2023年3月に公開した、外部サービスとChatGPTを連携させて活用できる仕組み。7月24日現在では、ChatGPT Plus(有料版)の登録者に限定して公開されている。
これまで「メルカリ」では、欲しい商品を見つける際、キーワードをもとにした検索や検索履歴に基づくおすすめ表示が中心だった。
しかし、ChatGPTプラグインの導入により、「メルカリ」と「メルカリShops」で出品・販売された商品の中から、商品の用途や特徴、価格帯などをChatGPTに入力することで、自然な会話を通じた商品検索が可能になるという。
例えば、「初めてキャンプに行くんだけれど、持っておいた方がいいものってある?」や「おすすめの英語の問題集を教えて」、「小学5年生の女の子が喜んでくれそうなプレゼントって何がありそう?」などのコメントから商品が検索できる。
同社では、5月に生成AI・大規模言語モデル(LLM)の専門チームを立ち上げ、プロダクト実装による課題解決や、同社グループ内の生産性向上に取り組んでいる。今後も、さまざまな観点から生成AI・LLMの活用を検討していくとしている。
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