CCCと日販GHD、10月1日から「カルチュア・エクスペリエンス株式会社」--FCと卸を統合

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と日販グループホールディングス(日販GHD)は7月21日、両社の合弁会社「株式会社MPD」の社名を変更し、10月1日に「カルチュア・エクスペリエンス株式会社」として始動すると発表した。

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 新会社では、FC事業と卸事業を統合して流通販売を一体化させ、顧客に喜ばれる品揃え、豊かな読書体験を提供する。店舗の価値と利益の最大化を図るため、「BOOK & CAFE」「SHARE LOUNGE」「トレーディングカード対戦スペース」といった体験価値や空間価値の向上、店舗粗利の改善、FCサービス改革にも取り組み、新しい店舗モデルを創造するという。

 収益構造の改革を進めつつ、MPDの流通、TSUTAYAの顧客接点という両社の強みを生かした事業シナジーの創出を目指すとしている。

 MPDは、TSUTAYA、物流代行、リテールの3事業を中心に展開。また、TSUTAYA事業では2017年から、レンタル事業から書店事業への事業転換を図っていた。

 今回の取り組みにより、書店としての核を強固にしながら、地域でTSUTAYA店舗を運営するFC加盟企業の事業運営の向上を図る。日本全国のさまざまな地域において、「地域に交流を生む新しい時代の体験型書店」の店舗拡大に取り組んでいくという。

 なお、新会社に関する詳細は決定次第適宜発表するとしている。

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