韓国のテクノロジー情報サイトTHE ELECによると、サムスンは日本の電子機器メーカーであるメイコーの回路基板を利用して「Galaxy Ring」の開発に着手したという。だが、Galaxy Ringの発売日や搭載される機能については言及がない。
サムスンは、2月に「Galaxy Glasses」という商標を出願した後、その名の付いた仮想現実(VR)/拡張現実(AR)グラスの開発に取り組んでいるとうわさされ、同社が新しいVR/ARヘッドセットを発表する可能性があるという見方が広まった。
だが、サムスンはそのわずか数日後、米特許商標庁(USPTO)に「Samsung Galaxy Ring」という商標も出願した。Samsung Galaxy Ringは、「健康やフィットネス、睡眠関連の情報をトラッキングおよび測定、モニタリング、アップロードするスマートリングの性質を持ち、『ウェアラブルスマートデバイス』という区分に該当する」とされている。
スマートリングはこれまで、スマートウォッチほど人気がなかった。製造するのが難しいデバイスであることが大きな理由だ。リングの方が小型の製品であるため、スマートウォッチに搭載されるものよりセンサーも小さい。リングは指にはめるものだが、指の場合、センサーで測定可能な血流が手首ほど強くないため、エラーにつながる可能性がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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