札幌市、ウェブにバリアフリー地図--ANAらのUniversal MaaS活用、政令指定都市初

 札幌市、全日本空輸(ANA)、ANAあきんどの3者は7月19日、札幌市公式ウェブサイトにおいて、Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービスを提供すると発表した。


ユニバーサル地図/ナビ

 利用者に合わせた移動の参考情報を提供する。ユニバーサル地図/ナビの自治体サイトへの掲載は全国で2例目で、政令指定都市では初の取り組みになるという。

 ユニバーサル地図/ナビでは、ゼンリン・ゼンリンデータコム「いつもNAVI API」の地図/ルート検索機能を利用し、徒歩区間における最短ルートを提供する。また、自治体が発信する公共情報のほか、WheeLogの「みんなでつくるバリアフリーマップ『WheeLog!アプリblank』」地図上における、車いす走行ログ、バリアフリースポット情報なども掲載する。

 これまで点で存在していたバリアフリー情報を、徒歩経路と共に地図上で視覚的に確認でき、移動中や移動を計画する場面で、より便利にバリアフリー情報を取得できる。


 なお、画面のデザインやスポット情報などは、2022年9月に実施した「車いす街歩きイベント」時の意見を踏まえ、車いすユーザーなどと共に構築、収集。バリアフリー情報の追加、更新などを容易にできる専用管理画面を設けており、自治体目線での情報発信がしやすい仕組みを取り入れたという。


 札幌市は、2022年10月に策定された最上位計画である「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン(ビジョン編)」において、まちづくりの重要概念のひとつとして「ユニバーサル(共生)」を位置付けている。また、「誰もが互いにその個性や能力を認め合い、多様性が強みとなる社会」の実現を目指している。

 Universal MaaSの「誰もが移動をあきらめない世界へ」というコンセプトが、札幌市の目指す方向性と合致することから、2022年度から取り組みに参画。2022年度は、札幌市内の主要な移動経路におけるバリアフリーに関する課題解決を目指し、札幌市、ANA、ANAあきんどの3者共同で、ユニバーサル/地図ナビサービスの提供開始に向けた夏の車いす街歩きイベントや、冬季における移動課題抽出のための実証実験などに取り組んだという。

キャプション

 2023年度は、9月8日に主に郊外のエリアを舞台とした車いす街歩きイベントを開催する予定。詳細については、決まり次第改めて発表するとしている。

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