イギリス発のスタートアップ企業であるRem3dy Healthは、世界初のカスタマイズ可能なスタック型の栄養サプリメント・ブランド製品「Nourished」について、7月27日開催のグローバル・フードテック・サミット「SKSジャパン」にて国内初発表する。
同社によると、日本は世界第3位の栄養補助食品市場であり、その市場規模は94億米ドルといわれているという。また、高齢化社会と日本の消費者の健康志向の高まりにより、この分野が拡大し続けていることに成長の機会を見出したとしている。
なお、同社は、2023年初めにサントリーホールディングスによる出資を受けており、コンセプトのローカライズと市場投入計画の策定について、共同で取り組んできたという。
Nourishedは、ビーガン(完全菜食主義者)カプセル化製法と3Dプリンティング技術を活用。30種類以上の有効成分の中から7種類を組み合わせて、個人のライフスタイルや目標に合わせてカスタマイズしたサプリメント・グミとなる。
動物性食品や砂糖などは不使用で、アレルゲンフリーであるほか、プラスチックフリーでリサイクル可能な環境に優しいパッケージを採用する。2020年より、英国と米国で販売を開始している。
なお、購入時には、オンライン上で簡単なカウンセリングを受ける必要がある。カウンセリングにより、インテリジェント・ロジック・アルゴリズムが、希望者に合うようなビタミン、栄養素、スーパーフードの組み合わせを推奨。
独自の配合を確認した後、好みのフレーバーと天然甘味料(エリスリトール)から作られたコーティングが選択可能。各注文は個包装され、2週間以内に希望者へと直接発送されるという。
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