筆者は10日間の休暇から戻ったばかりだが、旅行の計画を立てるのは楽な作業ではないと断言できる。行き先に始まり、移動手段、到着後の行動と、多くの決定すべき要素があり、すべてを手配するのは大変だ。
そうした理由からExpediaなどのウェブサイトが存在し、予約プロセスのあらゆるステップを手助けしてくれる。そのExpediaがこのほど手助けをさらに強化し、ユーザーの次の旅行予約に人工知能(AI)を役立てようとしている。
Expediaは4月、「iOS」版アプリに「ChatGPT」を組み込み、対話形式による旅行計画の作成を可能にした。この機能を利用すると、ChatGPTに対して自由回答形式の質問をするだけで、旅行に関する推奨情報が得られる。
この対話形式の旅行計画機能が、8月初めから「Android」版アプリにも搭載される。お勧めのアクティビティーを自動的に保存する機能など、いくつかの新機能も追加される予定だ。
新機能により、お勧めのアクティビティーすべてを1カ所にまとめられ、旅行者が選択肢を確認しやすくなるとExpediaは述べている。また今夏中には、対話によって得られたホテルの推奨情報に画像や価格帯、レビューが含まれるようになり、これも保存されるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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