Appleの「CarPlay」のサポートをまだ導入していないTeslaだが、ついに、Appleの「AirPlay」を車両のソフトウェアに組み込む準備を始めた。これによって、より高品質のオーディオや、おそらくは動画を「iPhone」からTesla車にストリーミングできるようになる。
Not a Tesla Appの「Tesla App 4.23」のリリースノートで、これが明らかになった。このアップデートには、AirPlayの参照、アプリアイコンとQuickリンクの更新、Teslaプロフィールのリセット、軽微な修正などが含まれている。このTeslaアプリの最新アップデートによって、音楽とポッドキャストに加えて、おそらく動画に対しても、AirPlayがサポートされることになると予想されるが、Teslaは、AirPlayの統合を正式には認めていない。
AirPlayは、Appleが開発した技術で、iPhoneや「iPad」からTesla車へのワイヤレスストリーミングを可能にするものだ。AirPlayを使用すると、動画のストリーミング、画面のミラーリング、テレビやスピーカーへのオーディオのストリーミングを行える。AirPlayは、デバイス間のストリーミングにBluetoothの代わりにWi-Fiを使用して、より高品質の出力を実現する。
多くの自動車メーカーが、自動車向けに開発されたCarPlayを統合することを選択しているが、TeslaによるAirPlayの統合は、将来のCarPlay統合に向けた一歩とみなせるかもしれない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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