日清食品は7月10日、動物由来原料を一切使用せずに、うなぎの蒲焼の食感や見た目、風味を再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」を日清食品グループ オンラインストアで7月18日正午から1000セット限定で発売すると発表した。価格は、1セット1500円(税別)。
プラントベースうなぎは、日清食品グループの最新フードテクノロジーを駆使することで、動物由来原料を一切使用せずに、本物のうなぎの蒲焼に近い食感と見た目、風味を再現した。
生地を「白身層」「中間層」「皮層」の3層に分けることで、ふわっとした食感や身と皮の間にある脂身のとろっとした質感を再現しているのが特徴。
具体的には、主に粒状大豆たんぱくを使用した白身層では、ふわっとしながらも繊維感のある食感、植物油脂などを使用した中間層では、うなぎの身と皮の間にある脂身のとろっとした食感を再現している。
皮層では、大豆たんぱくを主体とした原料で皮の質感を演出。竹炭粉末を使うことで、特有の黒さを再現した。
また、本物のうなぎの蒲焼から型取った専用の金型に生地を詰めて蒸した後、たれを塗り、炙って焼き目をつけることで、リアルな見た目を再現しているという。
タレは、しょうゆをベースに山椒の風味をきかせており、動物由来原料は不使用。サンショウには、和山椒を使用している。
同社によると、5月15日にプラントベースうなぎの開発成功を発表したところ、商品化への要望が多数あったことから、「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」として商品化。1000セットの限定で発売することになったとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」