KDDI、αU metaverseで生成AI活用の謎解きゲームイベント開催へ

 KDDIは7月3日、メタバースサービス「αU metaverse」において、生成AIと会話しながら謎を解いていく謎解きゲームイベントを開催すると発表した。

 
 

 開催期間は、7月3日から7月31日まで。「αU metaverse」アプリを利用し、誰でも無料で参加できる。

 「αU metaverse」は、バーチャル空間に再現された渋谷や大阪を舞台に、ライバーとファンが同じ部屋でコミュニケーションをとったり、音楽ライブを友達と会話しながら一緒に楽しめたり、さまざまなコミュニティに出会うことができるメタバースサービス。

「αU」は、メタバース/ライブ配信/バーチャルショッピングなど、現実と仮想を軽やかに行き来する新しい世代に寄り添い、誰もがクリエイターになりうる世界に向けたメタバース・Web3サービス。

 
 
「αU metaverse」のほか、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」、デジタルアート作品などの購入ができる「αU market」、暗号資産を管理できる「αU wallet」、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」を提供している。

 今回開催する同イベントは、生成AIとのコミュニケーションを軸としたミステリー・推理アドベンチャー。AIとなって登場する被害者「ハロルドAI」と会話することで得られる情報と、事件現場に残された情報をもとに、犯人と動機を推理するゲームとなっている。

 プレイヤーは、ある日起きた事件の真相を探るべく、被害者の生前の記憶を学習したAIと、「αU metaverse」の特徴である音声会話をしながら、被害者の過去や空間内に隠されたヒントを頼りに、犯人を捜していく。

 
 

 なお、ゲームのストーリー/ルール/ヒント/回答を生成AIが学習。AIは、ゲームの進行状況を把握しながら、プレイヤーからの質問に的確に答えられるという。

 同社では、今後も生成AIを活用したコンテンツを提供していくとしている。

 
 

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