ショート動画は「TikTok」によって広まり、今ではほぼすべてのソーシャルメディアや動画プラットフォームが対応している。人工知能(AI)ブームがショート動画にも変革をもたらすのは時間の問題だった。
アルメニアを拠点に動画編集アプリを手がけるZoomerangは、「Deform AI」および「Restyle AI 」という2つの新しいAI技術をアプリに加え、モバイルデバイスでAIを使ってショート動画を簡単に変換できるようにした。
Deformは、画像生成AI「Stable Diffusion」の「Image-to-Image」(画像変換)機能を利用して連続画像を生成し、それらの画像をつなぎ合わせて動画を作る。
この機能を使用するには、画像または動画をアップロードしてから、通常のAI画像生成ツールと同じように、あらかじめ作成されたテンプレートを選択するかプロンプトを入力すれば、動画に適用されるエフェクトを確認できる。
同様に、Restyle機能を使えば、Stable DiffusionのImage-to-Imageバッチ処理技術を利用して、最大30秒の動画をAIで変換できる。
DeformとRestyleはどちらも、数カ月前からさまざまなアプリケーションを通じて動画に利用されている。だが、今回リリースされた機能の重要な点は、「iOS」「Android」両方のモバイルデバイスでこの技術を使えるようになることだ。
Zoomerangの発表は、Qualcommが2月にAndroidでStable Diffusionを実行できるようにしたことで実現した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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