「Instagram」で「フィード」をスクロールしていても、「ストーリーズ」をスワイプしていても、あるいは「発見」タブを調べたり、「リール」を見ていたりしても、どのコンテンツも気に入らない。そんなことはないだろうか。
フィードに友人が出てこないからかもしれないし、リールの特定のクリエイターのコンテンツが面白くない、あるいは「発見」におすすめされる投稿に興味がわかないからかもしれない。いずれにしても、そういう人は少なくない。
幸い、Instagramのアルゴリズム設定を操作して、おすすめされるコンテンツに満足していない、と暗にアプリに伝える方法がある。
だがその前に、Instagramが特定のコンテンツを表示し、それ以外のコンテンツは複雑なアルゴリズムの底に埋もれてしまう理由を確認しておこう。
Instagramは複数のアルゴリズムを使ってコンテンツを勧めており、セクションごとに使われているアルゴリズムは異なるとブログの記事で説明している。つまり、リール、発見、フィード、ストーリーズにはそれぞれ個別のアルゴリズムがあるということだ。
それぞれのアルゴリズムは、Instagramでのユーザーのアクティビティやさまざまな情報からヒント(Instagramはこれらを総じて「シグナル」と呼んでいる)を得るが、そのシグナルの解釈はアルゴリズムによって少しずつ違う。おすすめを調整するためにオン/オフにできる設定はたくさんある。その使い方と仕組みは、以下のとおりだ。
Instagramで、友人の投稿が時系列で表示されていた頃がことさら懐かしいのであれば、フィードを時系列順に表示させることができる。Instagramアプリを開き、左上隅にあるInstagramのロゴをタップして「フォロー中」を選択する。
この設定にすると、過去30日間の友人の投稿のみが時系列順に表示され、おすすめのコンテンツは表示されない。ただし、Instagramを開くたびにこの操作を繰り返し、フォロー中のフィードにアクセスしなければならない。
フィードはデフォルトのままでいいが、Instagramが勧めてくる投稿が好きではないという場合は、おすすめの投稿を30日間、一時休止させる方法もある。
フォローしている特定の人の投稿を表示したくない場合は、いつでもフォローを解除することができる。フォロワーを削除して、自分のフォローを外させることも可能だ。家族や知り合いなので、削除したりフォローを解除したりすると角が立つ、という場合は、その人たちをミュートすれば投稿を非表示にできる。ミュートしても、そのことは相手に通知されない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」