Appleは米国時間6月6日、開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)で、「iPad」の次期OS「iPadOS 17」を発表した。
同社はWWDCの基調講演で、iPadOS 17にはインタラクティブなウィジェット、iPhoneと同じようなロック画面のカスタマイズオプション、それにロック画面に最新情報を表示できるライブアクティビティ機能が搭載されると説明した。iPhoneでは、2022年の「iOS 16」リリース時にこれらの機能が追加されている。
また、iPadOS 17では「ヘルスケア」アプリもiPadで使えるようになる。このアプリは2014年にiPhone向けに登場したものだ。それ以来、Appleはユーザーの健康全般に関する詳しい情報を提供したり、家族の健康情報を共有できるようにしたりするなど、さまざまな方法でこのアプリをアップグレードしている。
さらに、iPadOS 17では機械学習によってPDF内のフィールドを識別するため、連絡先から氏名や住所などを自動で入力できる。「メモ」アプリもアップデートされ、他のユーザーとPDFファイルを共同で編集している時に、互いの更新がリアルタイムで表示される。
iPadOS 17は同日より開発者向けベータ版が提供されており、一般向けリリースは秋の予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」