アスエネとSBIホールディングスは6月8日、カーボンクレジット・排出権取引所の開設を目指す新会社として、「Carbon EX株式会社」を5月に共同で設立したと発表した。
資本金は準備金を含み1億円で、アスエネが50%、SBIホールディングスが50%の株主構成となる。また、共同代表取締役兼Co-CEOとして、アスエネ 代表取締役 CEOの西和田浩平氏と、SBIグループの竹田峻輔氏の2人が就任する。
新会社では、海外と日本の森林・自然由来のクレジット、二酸化炭素回収・貯留技術、再エネ・省エネなどのクレジット創出事業者や、トレーダーなどの販売主、大企業などの購入者が参加する、信頼性の高いカーボンクレジット・排出権取引所を開設する。
ボランタリーカーボンクレジットやJ-クレジット、非化石証書などの幅広いカーボンクレジット、ESG商品を取り扱う予定。大手金融機関としての開設は日本初になるという。
なお、同取引所は、アスエネのCO2排出量見える化・削減クラウド「アスゼロ」と連携する。顧客への付加価値の最大化を図り、Net Zeroに向けた新たな産業を創出するとしている。
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