Metaは米国時間6月1日、新たな仮想現実(VR)/複合現実(MR)ヘッドセット「Meta Quest 3」を発表した。「Quest 2」よりもフォームファクターは薄く、解像度は高く、性能も向上しているという。
Quest 3は次世代の「Snapdragon」チップセットを搭載する。このチップセットは、Quest 2に搭載されていた前世代のものと比べて2倍以上のグラフィック性能を有する。
Metaによると、フォームファクターはQuest 2よりも40%薄く、より快適で洗練されたデザインとなっている。
Quest 3の「Touch Plus」コントローラーも、より「人間工学的な」構成になるように再設計された。
Introducing Meta Quest 3.
— Meta Quest (@MetaQuestVR) June 1, 2023
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アプリケーションについては、このヘッドセットは、500を超えるVRゲームとアプリからなるQuest 2のカタログに対応し、発売時にはさらなるVRおよびMRのタイトルが用意されるという。
128GBモデルの価格は499ドル(日本では税込7万4800円)で、それ以外のストレージモデルも提供される。現在Meta Questがサポートされている全ての国と地域で2023年秋に発売予定だ。
「Meta Quest 3によって、Meta Realityをより多くの人により低価格で提供することが可能になる。これは、最先端のVRとMRの両方の体験を単一のデバイスで提供する当社初の大衆市場向け製品であり、将来のヘッドセットの新たな基準を打ち立てるものだ」と、Metaは発表の中で述べた。
3000ドル(約42万円)とうわさされているAppleのヘッドセットとは異なり、Meta Quest 3はこの市場の価格帯の下の方に位置することになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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