Amazonの「Alexa」に使われていた有名人の声が、まもなく廃止される。
Shaquille O'Nealさん、Samuel L. Jacksonさん、およびMelissa McCarthyさんの声が提供されている同社の米国向け製品ページでは、それぞれ4.99ドル(約700円)で販売されていたそれらの声がもう購入できなくなっている。
「3年が経ち、有名人の声を段階的に廃止することにした」とAmazonの広報担当者は述べ、「顧客はそれらの声をしばらく使い続けることができ、返金について当社カスタマーサービスに問い合わせられる」とした。
McCarthyさんやO'Nealさんの声を購入済みの人は、9月30日まで使い続けられる。Jacksonさんの声を購入した人は、6月7日まで使える(Jacksonさんの声の製品ページには、そのスキルが使えるのは2023年4月までと書かれているが、Amazonは米CNETに対し、Jacksonさんの声は6月7日まで使用可能だと述べた)。本件については、The Vergeが一足早く報じていた。
Amazonによると、有名人の声は、初代の「Echo」「Echo Dot」およびウェアラブルデバイスを除く、ほとんどのEchoデバイスに対応する。有名人の声を使用するには、「Hey, Shaq」(またはSamuel/Melissa)と声をかける。そして、通常どおりAlexaを起動し、タイマーの設定やアラームの設定を頼んだり、ジョークや小話を求めたり、その特定の声で提供されている他の機能を実行したりできる(The Vergeが報じているように、Alexa用の有名人の声には制約がある。Amazonによると、有名人の声は「ショッピング、リスト、リマインダー、スキル」に対応しないという)。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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