ダイソン、4年ぶりのロボット掃除機、空気清浄機能搭載のヘッドホンも日本で発売へ - (page 3)

最初のサイクロン掃除機「G-Force」

 2023年5月で25周年を迎えたダイソン。ジェームズ・ダイソン氏は当時を振り返りながら「日本は大切な場所」と話す。というのも、同社の最初のサイクロン掃除機「G-Force」の生産・製品化が実現したのは日本市場だったから。Apexという日本の企業にライセンス供与した。1986年に発売されたG-Forceは、デザインなどが評価され、雑誌の表紙を飾るなど注目を集めた。その後、1997年にApexからライセンスを買い戻すと、その後は「ダイソン」の名前で新製品を次々投入してきた。

サイクロンテクノロジーと個性的なパウダーピンクが目をひく「G-force」
サイクロンテクノロジーと個性的なパウダーピンクが目をひく「G-force」
日本での「G-force」の成功が、イギリスでの道を開くきっかけになったという
日本での「G-force」の成功が、イギリスでの道を開くきっかけになったという
小型軽量タイプが好まれる日本向けに開発した「DC12」
小型軽量タイプが好まれる日本向けに開発した「DC12」
小型化したモーターと、気流技術で実現したヘアケア製品
小型化したモーターと、気流技術で実現したヘアケア製品
農業にも進出。イチゴなどを栽培している
農業にも進出。イチゴなどを栽培している
学生が給料をもらいながら勉強・研究ができる大学「ダイソン インスティチュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジー」を設立
学生が給料をもらいながら勉強・研究ができる大学「ダイソン インスティチュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジー」を設立
新製品の「Ceramic Pop(セラミックポップ)ヘアケア製品」は、「G-Force」から着想を得た限定カラーのアイテム
新製品の「Ceramic Pop(セラミックポップ)ヘアケア製品」は、「G-Force」から着想を得た限定カラーのアイテム

 ダイソンはその後も掃除機だけでなく、空気清浄機、ヘアケア製品を開発していく。さらに、次世代の育成のため、大学の設立や国際エンジニアリングアワードなども開催している。

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