まもなく「Microsoft Store」内で厳選された人工知能(AI)ツールを探して利用できるようになる。Microsoftが米国時間5月23日、「Microsoft Build」イベントで発表した。
Microsoft Storeの新しい「AI Hub」は、最高のAI体験を推進するだけでなく、AIの使用を開始・拡大する方法についての有益な情報を提供する。
同社によると、「Luminar Neo」「Lensa」「Descript」「Krisp」「Podcastle」「Gamma」「Copy.ai」「Tripnotes」などのツールが利用可能になるという。つまり、履歴書の作成から旅行の計画まで、あらゆることにAIを利用できるようになる。
AI Hubは、AIのさまざまな利点をまだ試したことのない人や、どこから始めればよいか分からない人にとって、特に便利なものになるだろう。同社は、顧客が新しいAIを使用して生産性をさらに高められるようにするため、今後、さらに多くのツールをAI Hubに追加していく計画だと述べている。
Microsoftによると、AI Hubのすべてのコンテンツとツールは、セキュリティ、ファミリー向けの安全性、デバイスの互換性についてテストされるという。AI HubがMicrosoft Storeで利用可能になる具体的な時期は明かされなかった。
顧客がより適切なゲームやアプリを選んでダウンロードできるように支援するため、Microsoft Storeには、ほかのAI機能も追加される。AIによるレビュー生成機能は、ゲームやアプリの最も有用なレビューを要約してくれる。これにより、ダウンロードすべきかどうか判断するときに、大量のレビューに目を通さなくても済むようになる。
開発者向けには、AIを活用してアプリの「Search Tags」(検索タグ)を生成・提案するツールがパートナーセンターに導入される。AIによるこのキーワード生成機能により、検索結果内でアプリが発見されやすくなるという。さらに、同社は6月からBing.comの検索結果に「Microsoft Store Ads」を表示する予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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