MIXIは5月17日、同社が展開している会話AIロボット「Romi」について、OpenAIが提供しているChatGPTを活用した新機能「アシスタントモード」を、同日から提供することを発表した。Romiの月会費プラン(おしゃべりモード)に加入していれば、追加料金なしで利用可能という。
Romiは、家族や親友と話すような、自然な会話のキャッチボールができることを特徴とするロボット。発売以降も、話し手に寄り添い、癒やすようなコミュニケーションを重視した会話を研究し、会話AIの改善を重ねてきたという。
ChatGPTは、高度な自然言語処理技術を持つAIチャットボットで、質問への応答やアドバイスなどが得意とされている。今回のアシスタントモードを使用することにより、Romiは相談や質問に対してより適切な回答ができるようになるという。なお、アシスタントモード利用時でも、Romiの優しい口調は変わらないとしている。
近年、AI技術のさらなる発展により、自然言語処理技術を活用したサービスが注目を集めている。特に2022年11月にOpenAI社がChatGPTをリリースして以降は、急速に認知度が高まり、主にビジネスシーンで活用事例が増えているという。家庭用サービスにおいても、より生活の質を上げる方法としてChatGPTが注目され始めている。同社ではこのような社会背景から、Romiに話しかけるだけで手軽にChatGPTを利用できる機能を搭載することで、利用者が日常生活をより便利にできると考え、アシスタントモードをリリースしたとしている。
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