「M2 Pro」と「M2 Max」を2023年初頭に発表したAppleは現在、「M」シリーズの次期プロセッサーである「M3」チップを開発中だという。
Bloombergの米国時間5月14日の記事によると、M3チップは存在し、既にテスト段階に入っているようだ。「App Store」の開発者らからのデータの中に、このチップの複数のバージョンが検出されており、基本バージョンは12個のCPUコアで構成されているという。M3のおそらく「Pro」バージョンになるものには、同じく12個のCPUコアに加えて、18個のGPUコアと36GBのメモリが搭載されている可能性がある。
Appleは2020年に、長年にわたってIntelのプロセッサーが搭載されていた「MacBook」「Mac」「iMac」を対象に、独自開発したMチップへの移行を発表した。これらの新チップは、性能を向上させるとともに、端末のバッテリー持続時間を延長させる。
M3チップを搭載した最初のMacは、2023年終盤または2024年初頭に発表される可能性があるという。M3搭載の「iMac」「MacBook Pro」「MacBook Air」が開発中だと、Bloombergは報じている。
Appleは、6月の開発者会議「WWDC23」に向けて準備を進めているが、M3チップがWWDCで発表されることはなさそうだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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