Elon Musk氏は米国時間5月12日、米メディア大手NBCUniversalの広告責任者だったLinda Yaccarino氏を、自身に代わる「Twitter」運営会社の最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表した。
Musk氏は、2022年に440億ドル(当時のレートで約6兆4000億円)でTwitterを買収して以来、同社のCEOを務めていた。Musk氏によると、Yaccarino氏は事業運営に注力し、自身は最高技術責任者(CTO)として製品デザインと新技術を統括するという。
「Linda Yaccarino氏をTwitterの新CEOに迎えられて光栄だ!@LindaYaccは事業運営に、私は製品デザインと新技術に注力する。Lindaとともに、このプラットフォームを万能アプリXに変えていくのが楽しみだ」と、Musk氏はツイートした。
I am excited to welcome Linda Yaccarino as the new CEO of Twitter!@LindaYacc will focus primarily on business operations, while I focus on product design & new technology.
— Elon Musk (@elonmusk) May 12, 2023
Looking forward to working with Linda to transform this platform into X, the everything app. https://t.co/TiSJtTWuky
Musk氏は11日、4月に正式にX Corp.となった同社の新CEOを採用したと述べたが、名前は明かしていなかった。NBCUniversalが12日午前、Yaccarino氏の退職を発表したことを受けて、同氏をめぐる憶測が流れ始めていた。
The Wall Street Journalによると、Yaccarino氏は10年以上にわたってNBCUniversalに勤務し、直近ではグローバル広告およびパートナーシップ担当会長を務めていた。広告収入型配信サービス「Peacock」の立ち上げ時にも、主要な役割を担ったという。
Musk氏はYaccarino氏が6週間のうちに職務を開始するとしたが、具体的な日は明らかにしていない。正式な就任日とその後の優先事項についてTwitterに問い合わせたが、回答はなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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