「Twitter」運営会社、Tesla、SpaceXなどの最高経営責任者(CEO)を務めるElon Musk氏は、米国時間5月8日のツイートで、Twitterが「数年間まったく活動のない」アカウントの「排除」を始めると宣言した。Twitterに数年間にわたってログインしていないユーザーがハンドル名を失う危険がある一方で、あるハンドル名が解放されるのを待ち続けている人は、まもなくそれを手に入れられるかもしれない。
We’re purging accounts that have had no activity at all for several years, so you will probably see follower count drop
— Elon Musk (@elonmusk) May 8, 2023
Musk氏はこの措置が行われる時期について言及しなかったが、排除が実行されると、各ユーザーのフォロワー数が減少する見込みだと警告した。
同氏は2022年12月、近いうちに15億件のアカウント名を解放するとツイートし、「数年にわたってツイートもログインもしていないアカウント」が対象になると明かしていた。
These are obvious account deletions with no tweets & no log in for years
— Elon Musk (@elonmusk) December 9, 2022
残念ながらMusk氏は、この措置が故人のアカウントにどのような影響を与えるのか、あるいは、故人のアカウントを残すためのオプションを提供する予定があるかについては明らかにしていない。また、休眠アカウントが解放されて他のユーザーが取得可能になれば、Twitterにとっては新たななりすましの問題につながる可能性がある。同社は、青いチェックマークを購入できるようにしたことで、なりすましの問題に悩まされている。
id Softwareの創業者であるJohn Carmack氏は、Musk氏のツイートに対する返信で、古いツイートを参照することが難しくなるとして、休眠アカウントの削除に反対した。同氏は、数年前のTwitterのスレッドに、見ることができないツイートによる隙間が生じてしまい、スレッドが断片化してしまうとも指摘している。
I may be reading this incorrectly, but if you are actually deleting inactive accounts and all their historic tweets, I would STRONGLY urge you to reconsider.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) May 8, 2023
Letting people know how many “active” followers they have is good information, but deleting the output of inactive…
Twitterは今のところコメントの依頼に応じていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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