YouTubeは約10年にわたり、有料サブスクリプションモデルによって、プラットフォームに貢献しているクリエイターらと強固な関係を築いてきた。TikTokなどの競合プラットフォームもこれに倣い、クリエイター向けに収益化機能の提供を試みている。Twitterも同様だ。
Twitterは、クリエイター向けの「サブスクリプション」機能を提供している。クリエイターがサブスクライバー向けに作成したコンテンツによって、毎月収入を得られるようにするものだ。
Creators can now sign up and earn a living directly on Twitter in the EU, UK, and EEA.
— Twitter (@Twitter) April 21, 2023
Tap on “Monetization” in settings to apply today.
For a full list of available countries see our Help Center: https://t.co/YbBw0EVKqJ
コンテンツのクリエイターは、サブスクライバー限定のコンテンツを作成できるようになる。具体的には、サブスクライバーだけに表示される「サブスクライバー専用ツイート」や、クリエイター同士の音声による会話をサブスクライバーだけが聴ける「サブスクライバー専用スペース」などだ。
サブスクリプション関連のツールも提供される。サブスクライブするアカウントのサブスクリプションツイートを一覧できる「サブスクリプションツイート」タブや、クリエイターがTwitter以外でサブスクリプションへの登録を促すために使用できる共有可能なサブスクリプションリンクなどだ。
サブスクライバーにはこのほか、サブスクライブしているアカウントに返信すると表示名の横にバッジが表示され、クリエイターに気づいてもらいやすくなるという特典も提供される。
クリエイターは、Twitterが用意する価格帯の中からサブスクリプションの料金を選択できる。Twitterの説明によると、コンテンツクリエイターは、そのアカウントの生涯収入が5万ドル(約670万円)に達するまで、Twitterに支払われた料金からアプリ内購入手数料を差し引いた金額の最大97%を受け取れるという。
このサブスクリプションプログラムに参加できるクリエイターの要件として、18歳以上、フォロワー数が500人以上、過去30日間に利用実績があること、米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、日本、欧州連合(EU)、英国、欧州経済領域(EEA)に居住していることが挙げられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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