西表島交通、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、琉球銀行、小田原機器、QUADRACの7社は4月27日、西表島交通が沖縄県八重山郡にある西表島島内で運行する路線バスにおいて、「Visa」「JCB」などのタッチ決済に対応すると発表した。
三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用するとともに、国際ブランドのタッチ決済読取端末を路線バスに設置する。乗降車時に車内に設置された専用機器にタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどをかざすだけで、運賃の支払いが完了する。
対応ブランドは、VisaやJCBのほか、「American Express」「Diners Club」「Discover」。「銀聯」「MasterCard」も順次対応する予定。
西表島交通は、世界自然遺産に登録されている西表島の北西部の白浜と東南部の豊原の間で、日本最南端となる路線バスを運行している。
西表島は年間約30万人の観光客が来訪する島であり、西表島交通の路線バスが国際ブランドのタッチ決済に対応することで、観光客や地元の利用者の利便性向上が図れるという。
なお、タッチ決済乗降履歴については、交通事業者向け決済および、認証プラットフォームを提供するQUADRACのウェブサイト「Q-move」にアクセスし、「マイページ」の会員登録手続き完了後に確認できるようになる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス