リノベるは4月18日、積水化学工業との資本業務提携を発表した。戸建、マンションの両領域で、住宅ストックのバリューアップと流通の促進を図る。
積水化学は、1971年よりユニット工法による際立ちの工業化住宅「セキスイハイム」ブランドを展開し、60万戸を超える住宅を供給。新築、リフォーム、不動産などの分野において「時を経ても続く価値ある住まい」を提唱している。
一方、リノベるは2010年に創業し、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を展開。これまでに、5500戸超のリノベーション住宅を提供している。
今回の資本業務提携により、両社の強みを融合させることで、戸建住宅とマンションの両ストック領域において、バリューアップや流通を促進し、永く住み継がれるサステナブルな循環型社会の実現を目指すとしている。
具体的には、リノベるが保有するウェブマッチングプラットフォーム、パートナーネットワークに加え、積水化学の戸建ストック、グループ総合力による全国規模のアフターサポート体制を連携させることで、ストック数に対する流通率がマンションの約7分の1と少ない既存住宅の、認知度の向上とマーケットの活性化を図る。
また、積水化学の工業化技術による堅牢な躯体性能と、マンションの高性能化リノベーション工法、およびリノベるの豊富なマンションリノベーションノウハウと企画設計力により、断熱性能基準を満たさない住宅ストックの性能向上を推進するなど、住宅の高性能化と快適な住空間の提供を目指す。
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