コラビットは9月30日、リノべると共同で、中古不動産マッチング支援システム「R CORE(アールコア)」を開発したと発表した。10月より、リノベる社内にて順次利用を開始する予定。
コラビットは、全国のマンション、戸建て、土地を対象にしたAI査定「HowMa」や、不動産を売却オンライン上で実施できるプラットフォーム「HowMaオンライン売却」などの運営、金融機関や企業への技術提供等を行っている。
今回、コラビットが価格推定と建物データの分析をする中で、リノベーションが及ぼす影響について研究を深めるパートナーとして、リノベると協業することとした。
R COREは、不動産検索に加え、希望条件をマップ上に可視化することで、顧客によりスマートな意思決定を促す、マッチング支援に特化したシステム。AIで推定したエリア別の相場と、実際の売出物件情報を複数条件で絞り込んでいくことが可能だ。
希望の面積、築年数で購入可能なエリアを色で表示することで、顧客の予算に合ったエリアを直感的に選ぶことが可能。エリアの選定後は、マップ上に可視化された物件情報を、複数の条件を組み合わせて、さらに絞り込むことができる。
なお、コラビットでは、AI査定HowMaに、自宅マンションと近隣マンションの売り出し事例をマイページに表示する新機能を追加。AIによる査定額や販売物件数の変化とあわせ、同じマンション内の別の部屋や、近隣マンションの売り出し事例を参考にすることで、所有物件のより適切な価値や、売り時を把握することが可能となる。
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