小米科技(シャオミ)は、2023年の同社最高モデルとなるスマートフォン「Xiaomi 13 Ultra」を発表した。4月に中国で発売される。同社創設者Lei Jun氏によると、同製品は今後、世界中で販売される予定だという。
現地時間4月18日に発表されたXiaomi 13 Ultraは、「Galaxy S23 Ultra」に対抗する製品だ。「Xiaomi 13」シリーズの最高機種である同製品は、1つ前の「Xiaomi 13 Pro」の機能がさらに強化されている。
Xiaomi 13 Ultraは、6.73インチの高解像度(WQHD+)ディスプレイ、Qualcommの史上最速プロセッサ(「Snapdragon 8 Gen 2」)、5000mAhの大容量バッテリ(90Wの有線急速充電と50Wのワイヤレス充電に対応)、IP68の防塵・防水性能を備える。グリーン、ブラック、ホワイトの3種類の「ビーガン」レザーコーティングが選択できる。
しかし、この端末の特長は、なんと言ってもそのカメラだ。
背面にはLeicaと共同開発した、4つの5000万画素カメラを備える。メインカメラにはソニーの1インチセンサーを採用。Xiaomi 13 Proのカメラ性能に加えて、絞りをF/1.9とF/4.0の2段階で切り替えられるようになっている。これによって、特に被写界深度について、よりきめ細かい画像制御が可能になるはずだ。
サブカメラの1つは超広角カメラで、残り2つはそれぞれ、3.2倍(焦点距離75mmに相当)と5.2倍(120mmに相当)の光学ズームを備える。
Xiaomi 13 Ultraの中国での価格は、256GBストレージ搭載の基本モデルで5999元(約11万7000円)から。グローバルでの発売スケジュールはまだ発表されていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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