Appleの一部の上級幹部らが最近、同社の未発表の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの特別デモを見るためにカリフォルニア州に集まったと、Bloombergが報じている。
「デモは洗練されていて、きらびやかで、エキサイティングだった」と、BloombergのApple担当記者であるMark Gurman氏は記している。
同氏によると、デモは、Appleの最も大きな会場であるスティーブジョブズシアターで行われた。このことは、同ヘッドセットの一般公開が近いことを示唆している可能性があるという。
このヘッドセットは約3000ドル(約39万円)からの価格で、使用時は数時間ごとに外付けバッテリーを交換する必要があるようだ。また、快適な着け心地ではなく、リリース時に特に目を引くアプリは提供されないとも報じられている。
Appleの一部の上級幹部らは、このヘッドセットと同社が直面する可能性のある課題を認識しており、現実的な期待値を設定しようとしているという。しかし幹部らは、このヘッドセットに対する関心が時間とともに高まっていくことを期待している。
Appleにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
またGurman氏は、自身のニュースレター「Power On」の中で、Appleの「iOS 17」は、予想よりも大きなリリースになる可能性が高いと述べた。iOS 17は当初、バグ修正と性能改善が中心になると考えられていたが、現在は、ユーザーからのリクエストが多い機能の一部を「iPhone」に追加することを目指しているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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