ドコモ、本人確認書類としての「健康保険証」などの取り扱いを終了へ

 NTTドコモは3月22日、これまで携帯電話などの新規契約締結時や各種注文時における「本人確認書類」として認めていた「健康保険証(健康保険被保険者証)等」について、5月中旬に取り扱いを終了すると発表した。

 ひとり親家庭(母子家庭)等医療費受給者証、福祉医療費受給者証、遠隔地用健康保険被保険者証、介護保険資格者証、介護保険被保険者証、学生用被保険者証(国民健康保険)、共済組合員証、健康管理手帳、健康保険日雇特例保険者手帳、健康保険被保険者証、後期高齢者医療被保険者証、公害医療手帳などが含まれる。

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 今回の終了について同社は、契約者本人の意図せぬ「不正な契約締結や不正利用等」が増加していることを理由としている。なお、「健康保険証(健康保険被保険者証)等」以外の本人確認書類については、取り扱いを継続する。

 現在、個人の本人確認書類としては、「運転免許証(都道府県公安委員会発行のもの。国際運転免許証除く)」「マイナンバーカード(個人番号カード)」「身体障がい者手帳」「精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)」「療育手帳」のいずれか1点が求められる。

 これらを所有していない場合、5月中旬以降に取り扱いを終了する「健康保険証(健康保険被保険者証)等」もしくは、「住民基本台帳カード(顔写真があるもの)」「在留カード+外国発行パスポートまたは外国人登録証明書」のいずれか1点と、補助書類(公共料金領収証、住民票)が必要となる。

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