民泊サービスを展開するAirbnbは、既に利用を禁止されているゲストを同伴する可能性がある一部のユーザーに対し、利用を禁止しているという。Viceの報道を受けて同社は米国時間3月1日、一部の状況において、「安全上の理由」から利用を禁止されている人とともに「旅行する可能性が高い」ユーザーのアカウントを制限する場合があることを認めた。
Airbnbの広報担当者によると、安全性に関わる重大な出来事を理由に利用を禁止された人と同じクレジットカードで将来の宿泊を予約した場合に、そのアカウントを削除する場合もあるという。
既に利用が禁止されているゲストと関係があるユーザーの利用を禁止するようになった時期や、そのようなケースが発生している頻度は不明だ。
Airbnbは、バックグラウンドチェックの仕組みを使って膨大な数のユーザーを審査している。同社のウェブサイトによると、2022年12月の時点で、ゲストを14億回受け入れたという。しかし、Viceの報道によると、ちょっとした不品行が過去にあったユーザーが、このシステムによって禁止されてしまうケースもあるという。
不当に禁止されたと感じるユーザーが、不服を申し立てる手段はあるとされている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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