Metaは米国時間2月28日に従業員らに対し、同社初の本格的な拡張現実(AR)グラスのリリース計画の概要を示したロードマップを明らかにして、ARと仮想現実(VR)の開発に関する同社の最新戦略を示したと報じられている。The Vergeによると、従業員らは2024年にそのテストを開始する可能性があり、一般提供は2027年になるという。
Metaは2021年にEssilorLuxotticaと提携して、通話、写真、動画、音楽用の技術を搭載したRay-Banブランドのスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発売している。同社はこれに続く2つのバージョンを、2023年秋と2025年にリリースする予定だという。
より高額となる新しいARアイウェアは「Innovation」という名称で、より洗練された技術を搭載し、「アバターの高品質なホログラムを実世界に重ねて」投影する能力を備えるとされている。2021年に「Project Nazare」として公表された開発作業は、既に数年間続けられている。Metaの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は、ARグラスがAppleやGoogleの製品と比べて、究極の理想形として、際立つエクスペリエンスを提供すると期待している。
また、「Meta Quest 2」の後継製品が2023年のうちに発売される計画があるとも報じられている。新しいVRヘッドセット「Meta Quest 3」は、よりスリムで高性能であるとともにより高額なモデルになるという。複合現実(MR)機能を備え、40を超えるアプリやゲームも提供される見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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