Googleは米国時間2月28日、スマートウォッチ「Pixel Watch」に転倒検出機能を追加したことを明らかにした。モーションセンサーとデバイス内蔵の機械学習を利用して、装着時の激しい転倒を検出する。同社は、Pixel Watchが激しい転倒と「バーピー」のような運動の動作を確実に区別できるよう、機能のテストを重ねてきたとしている。
Googleによると、激しい転倒の検出後に30秒間動きがなければ、Pixel Watchが振動し、大きなアラーム音が鳴り、画面上に助けが必要かを尋ねる通知が表示されるという。転倒後も意識があれば、「I'm OK」(大丈夫)または「I fell & need help」(転んだので助けが必要)をタップすればいい。後者を選ぶと、緊急サービスに通報される。約1分が過ぎても反応がない場合は、緊急サービスに自動で発信される。
転倒検出機能を搭載したスマートウォッチは、Pixel Watchが初めてではない。「Apple Watch」は2018年の「Series 4」でこの機能を実装し、2021年にはサイクリング中も転倒を検出できるようにアルゴリズムがアップデートされた。転倒や事故の検出機能を備える他のスマートウォッチには、Garminの一部のモデルやサムスンの「Galaxy Watch5」などがある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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