Microsoftは米国時間2月28日、人工知能(AI)搭載の検索エンジン「Bing」を「Windows 11」の無償アップデートに追加すると発表した。
AI搭載Bingは、Windows 11の画面最下部にあるタスクバーに追加される。新しいBingのプレビューへのアクセスを既に得ているユーザーは、Windows 11を更新すれば利用できるようになるという。そうでない場合は、ウェイトリストに登録して承認を待つ必要がある。
「Windows PCは、かつてないほど私たちの日常生活に密接に関連しており、AIの大規模な普及がもたらすコンピューティングの次なる波が近づくにつれて、その状況はますます高まっている」と、最高製品責任者(CPO)のPanos Panay氏は発表の中で述べた。
MicrosoftはAI搭載Bingを短期間のうちにBingモバイルアプリ、チャットソフトウェア「Skype」、ブラウザー「Edge」に組み込んだのに続いて、Windows 11にも追加した。この技術はBingにOpenAIの技術を組み合わせたものだ。OpenAIが提供する「ChatGPT」は、詩を書いたり、コード作成を支援したり、さらには、1台の車にどれだけの荷物を積み込めるかといった日常的な計算にいたるまで、さまざまな要望や質問に応えてくれる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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